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千葉県・千葉県美浜区高浜〜磯辺
稲毛海岸〜草野水路〜検見川浜/前編(京葉線「稲毛海岸」)2004.2.14
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「再開」
2/1 曇り。弱風。
2月に入って、壁紙用の写真のためにここ数カ月渡り歩いた湘南を一旦離れ、千葉の海岸巡りを再開する事にしました。
「再開」、そう、関東地方の(すべての)海岸を撮り歩くために始めたこのサイトでは、去年2003年の春に海浜幕張へ出かけたのを最後に千葉県の海岸には一度も足を運んでいなかったのです。一日で行って帰ってこられる小さな旅を念頭に置いていますが、さすがに鎌倉の海へ行くのと房総半島の海へ行くのとでは、かかる時間や経費が異なるため、最近ではとりあえず壁紙を用意するために近場の湘南を選んでいたのです。
今回選んだ海岸は千葉県にある稲毛海岸。海浜幕張の浜から歩いてゆく事もできます。この駅から電車の運賃が上がってしまうので(新木場からの計算→海浜幕張/330円、稲毛海岸/450円)、節約したい人は海浜幕張で降りて、浜辺を歩いてゆくのがいいと思います。今回は、稲毛海岸の駅まで来る事にしました。
駅前から海岸までは歩いて20分ちょっと。海岸へ続く通りはとても落ち着いていて、信号もそれほどいらないんじゃないかと思わせるくらいです。途中、何軒かコンビニがあったので、そこで食事の買い物をしていきました。
・・・「海へ近くなるほどローソンがある」の法則(勝手に命名)は、ここ稲毛海岸でも当てはまっていました。
団地がとても多く、落ち着いた雰囲気。そして目の前に海岸がある。というのは一見どこにでもありそうな光景ですが、自分には馬堀海岸に近いものがあると感じられました。
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「海辺のネコ」
稲毛海岸には大きな海浜公園があります。他目的運動広場のようなものもあり、ジョギングをしている人が目立ちます。そして、ネコがとても多いのが特徴の一つです。あっという間に5〜6匹も集まってきて、持っていたコンビニの袋に群がってきました。様子をうかがいながらも寄らずにはいられない、このコたちは決して人懐っこいわけではないようです。しかし、警戒心よりも食を欲する心の方が勝ってしまうような、そんな印象がここのネコたちからは感じられました。触られるのはイヤだけど、飯はくれ、みたいな。
この公園には野外特設ステージもありました。イメージとしては日比谷野外音楽堂をひと回り小さくしたような場所。ここを通り過ぎてしばらくゆくと海岸へ出ました。
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「曇る空、鈍る感覚」
この日は残念ながら天気予報通り快晴ではなかったみたいでした。東京から千葉へ向かえば向かうほど、日射しは、なお遠のいてゆく感じ。雲の切れ間から何とか太陽が顔を覗かせてくれそうな期待を抱かせる空模様、というものすごく微妙な心地にさせてくれる天気でした。かといって、今にも雨が降り出しそうな雰囲気というわけでもなく・・・。
しかし、必ずしも快晴でなければいい写真が撮れないわけではなく、曇りだからこそ撮れる写真もありました。ツアー(稲毛海岸編)の方に掲載した写真の何点かは、このカメラを使い始めてから最高の出来と言える写真が撮れたと実感しています。稲毛海岸はとてもいい絵を見せてくれる海岸です。さて、稲毛海岸・・・、でしたよね?ここは。
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「壮大なる勘違い-誤解の産物-」
そんなこんなで、防波堤の上に座って、ゴキゲン状態でハムカツタマゴサンドをパクついていましたが、帰宅後とんでもない事実に気がつきました。食事をしていたのは草野水門の脇にある護岸の上だったのですが、その後に足を運んだ浜辺が、実は稲毛海岸ではなく検見川浜だった事が分かったのです。
「稲毛海岸って、検見川浜と全然区別つかないな」。
これ、検見川浜でつぶやいた一言です。もうアホかと。そりゃそうです。そこは検見川浜でした。去年の春に見た検見川浜の護岸工事は、4つ下の写真にあるように、まだ続いていたわけですが、てっきり検見川浜は終えて今は稲毛海岸の護岸工事なのか、ご苦労様な事で、などと思っていました。帰りの京葉線の中で「あんなに景色が似てルんじゃ、検見川浜とどうやって差別化しようか」と考えてしまいました。結局、帰宅後に地図を開きなおして確認した直後、翌週末に改めて稲毛海岸へ出かけなおす事に決めました。
というわけで、今回のポトポタ散歩は前編・後編の2回構成なのです。
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「デジャヴー」
ちなみに、先ほども書きましたが、この草野水門の脇の護岸から稲毛海岸方面を向いた写真がツアー(稲毛海岸編)に掲載されていて、説明上こちらにも掲載しますが、神奈川県横須賀の馬堀海岸から大津港方面を向いた景色にとてもよく似ている景色が見られるのです(下の写真)。そちらの写真もツアーに掲載されているので、よろしければ見比べてください。これはとても面白かった。馬堀海岸へよく出かける人や馬堀海岸周辺に住んでる人は一度ここに来てもらいたいですね。
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「検見川浜で」
ここから先は、完全に稲毛海岸と検見川浜を勘違いしている状態で歩き回っています。冷静に考えれば、確かにどこかで見覚えのある浜辺だとは感じたんです。しかし、似たり寄ったりなのだろうなと判断していました。天気も天気だし、時間も時間なので、先ほど草野水路で見た景色がとても美しかったので、それでこの日は満腹していたのかもしれません。
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「千葉の浜辺の侵食事情」
砂の追加や、テトラポッドの搬入など、ここ千葉の浜辺でも侵食の問題は絶えずつきまとっているようです。去年暮れから今年1月まで、壁紙用の写真のために湘南へ出掛けていた時に稲村ガ崎や七里ガ浜、片瀬西浜などで見た状況を踏まえ、照乃芯はある程度の覚悟を持ってここまでやってきましたが、写真を撮り始めてまだ数年の自分には、侵食のリズムなど知る由もなく、この手の問題の是非は海と共に暮らしてきた人たちに一歩譲る他ありませんが、景観を損なわずに浜辺が保たれてくれる事を願うばかりです。
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「検見川浜という浜辺」
海浜幕張と検見川浜、稲毛海岸は、いわゆる人工海浜です。中でも、検見川浜はサーフィンの利用者が一番多いように思います。前回来た時も、ボードやウィンドウサーフィン、カイトサーフィンを愉しむ姿も観られました。逆に、海浜幕張は、あんまり人を見かけた事がありません。浜辺にいる人も、おそらく千葉ロッテマリーンズの選手と思われる人がランニングしていたり。湘南の海岸は「お客さん」がとても多いので、そのギャップを余計に強く感じてしまうのかしれません。
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「つもりの仕切り直し」
そういえば、去年の春に海浜幕張から検見川浜を撮り歩いた時には、比較的大きめなテトラポッドが浜辺をごろごろしていたはずだったのですが、半年以上もたつと随分またキレイに整理されていました。現在の検見川浜は下の写真の通りです。人工で作った浜ですから、侵食の問題は浜辺にはつきものであっても、人工でなんとかしてゆけばいいと思えるのがむしろ幸いな気すらします。「つもり」というものをもっと意識してゆけたらいいですね。そうして「つもり」がつもって、そこに「粋」が見えてくるようになった時、もしかしたら本物になれるかも知れないな、と照乃芯は想うのです。
・・・その瞬間を写真におさめられる時が来るまで、こうして何度も足を運ぶでしょう。そうして何度もシャッターを切るでしょう。
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「次回、稲毛海岸編へ」
今回は2回構成の前編という事で、間延びしましたが、ここらへんで一旦手を休めようと思います。この続きは次回更新の後編にて。次こそ稲毛海岸へ辿りつきます!
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