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東京都・東京都港区台場
お台場海浜公園(ゆりかもめ「お台場海浜公園前」駅)2004.1.9
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「暮れのお台場の風物詩」
12/30 快晴。弱い風。
オフショア。
とか言ってみたかっただけですが。オフショアというほどでもなく、ほとんど無風に近いコンディションでした。お台場でショアも何も、ねえ。
壁紙用にすでに用意していた写真が以前使用していたカメラだったため、画質が厳しいなと思い、現在使っているカメラで改めて撮り直しにきました。ここに来るのは、大体半年ぶりくらいです。
普段の休日などは人でごった返す事が当たり前のお台場海浜公園ですが、この日は、もうさすがに人もまばらで、かえって殺風景な感じすらしました。無風に近い穏やかな天気で幸いでした。
ちょうど東京ビッグサイトでは冬コミが開催されていたので、浜松町から都営バス「虹01」系統に乗車する客の9割というか、ほとんど自分を除いたすべて、に近い人たちがこの冬コミの客でした。冬コミというのは、冬のコミックマーケットの事で、夏もあります。行った事はありません。アニメや漫画が好きな人が大挙して集うイベントです。暮れのお台場の風物詩です。
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「ウミネコとカモメは違う」
そう。正直、自分は「カモメ」と「ウミネコ」の区別がつけられないまま、29年も生きてきました。周りの人の会話から、撮影途中にようやく目の前の「カモメ」だと思っていた鳥類が「ウミネコ」だと気がついたほどです。こうなってくると、千葉の海浜幕張で見たのがカモメだったかウミネコだったか、本格的に判らなくなってきましたが、それはまあどうにかなると思うのです。
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「思わず、凧上げに興じる」
それはともかく、まずは砂浜を歩いてみました。凧、を上げているのを見るのは本当に久しぶりです。海岸では比較的頻繁に見る事ができる光景なのですが、凧上げという遊び自体、なくなりつつあるなと感じます。上げていたのはおじいさんでした。声をかけられたので、しばし談笑する事にしました。この方は(写真一番上の右下の人物)、いつもお台場にいるわけではなくて、普段は多摩川沿いで凧を上げているそうです。今日はまあ、たまたま来たんでしょうね。たまたま。
「最近のカメラは随分と小さくなった」話だとか「何処から来た」だとか話ながら、自分もちょっと凧を上げさせてもらったりなんかしちゃいました。「風があまり吹いてないから、油断してると落ちちゃう」なんて話をしていた割には、随分と高いとこまで上がってしまって、こういう時ってちょっと不安になります。「そんなつもりじゃなかった」風な不安に満ちてきます。人の凧なんか迂闊に上げたりするもんじゃないな、などと取りかえしのつかない事を考えながらも、おじいさんから振られる話にダラダラと答え続けました。
ところが、「もう、最近じゃ、なかなか凧上げてる風景って、町中では見られなくなりましたもんねえ」などと漠然とした話をこちらから振ると逆に何も答えてくれなかったりして、結構面白い人なんですね、おじいちゃん!とか思いました。まあ、そんな話は散々してるからだろうなとは思いましたけど。おじいさんに凧を返して、こっちが目を反らして違う場所に気をとられていると、何故か上手い具合に凧が落ちかけてたりして「ほら凧が落ちてきちゃうんだ」などと、何かとネタふりが巧いおじいさんだったのです。ま、運よく向こうから家族連れが近付いてきてくれたので、タイミングを見計らって離れました。そろそろ写真撮らないといけないし。
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「お台場を歩く」
気温自体は結構低くて、そのせいもあって、カメラのバッテリーの減り方も早かった。案の定、電池が切れてしまったので、一旦公園の後ろにあるアクアシティお台場へ入って、電池を買ってくる事にしました。アクアシティお台場というのは、3階立のショッピングモールで、中にはいろんなテナントが入っています。ただ、GAPやスタバなど、ありきたりです。
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「電池を買いにアクアシティお台場へ」
とりあえず、「なんとなくありそう」という根拠のない理由で、ソニープラザへ向かいました。しかし、入ってみたら売ってなかったので困ったのですが、意外にも1階入り口そばにコンビニがありました。デジカメ用の電池は決して安くはないんですが、気温も低かったので、電池の減りが気になるところではありましたから、買っていきました。再び海浜公園へ行くには1階からだとやや不便なので、一度3階まで上がるといいんじゃないかと思います。
3階からデッキの方へ出ると、自由の女神像があります。ただ、あんまりにもベタ過ぎて写真を撮るまでには至らなかったですね。
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「お台場海浜公園の印象」
「お台場海浜公園前」という停留所で下車して、DECKSお台場というビルの横を抜けるとお台場海浜公園なのですが、どことなく湘南の片瀬西浜から鵠沼あたりまでの国道134号線の雰囲気をイメージした作りになっているような気がするのは自分だけでしょうか?
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「ジャック&ペティ」
この近辺には、とても自意識過剰なばかりのバイクが沢山並んでいて、今にもリーゼントの彼とポニーテールの彼女たちがダンスパーティでも始めそうな、ものすごいフカシを感じさせるものがあります。しかし、悲しい事に、その多くは放置バイクで、ものの見事に駐車禁止のはり紙を貼られています。この中途半端なハッタリ加減にお台場の底の浅さを見い出してしまう方もいるかもしれません。なのに、週末になると、お台場海浜公園のウッドデッキには、プライベートなスペースなど存在しないほど、人が座ってしまうのです。その向こうに見える景色といえばレインボウブリッジだけ、なのですが・・・。
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「人工から本物を見い出す、といふ作業。」
所詮、人工で造られたもの、造花は造花でしかない。でも、人工のものから本物を見い出す事ができるんじゃないだろうか? そんな事を文学を通じて試みた作家がかつていました。一時はそんな考えに看過されて葛西臨海公園などへ足を運んで、あえて人工のものから目を反らさずに写真を撮り歩いてきました。しかし、三島由紀夫様、今なら言えます。「それはちょっとキツイ」。
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「お台場の粋とは何か?」
クリエイティブな世界でも、デジタルを突き詰めるとアナログへ向かう、というのはありますが、こういうのは、たくあんを卵焼きと思って花見を楽しめるだけの粋がないと正直厳しいと感じます。お台場に粋があるのか? そこらへんは大事じゃないかと思います。東京人としては、特に。そんなことで、とりあえずもう一度海浜公園へ戻って、撮影を再開しました。正午くらいはほとんど人がいなかったのですが、2時過ぎくらいになると徐々に増えてきました。ちなみに、ここの売店などではウミネコ用の餌(パンの耳?)が売っていて、餌付けやり放題です。沢山集まってきても安心して見ていられるところは、とてもいいですね。
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