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神奈川県・神奈川県鎌倉市山ノ内(紫陽花シリーズ3)
北鎌倉・明月院〜東慶寺(横須賀線「北鎌倉」駅)2004.6.12
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「晴れ男の北鎌倉、紫陽花めぐり」
6/12 快晴。微風。
稲村ガ崎の音無橋、成就院。2回続けてきた紫陽花シリーズですが、今回は3回目。これが3部作なのかどうかはともかく、今回はシリーズ最後となる、北鎌倉の明月院と東慶寺に出かけてきました。
もうすでに関東地方は梅雨入りしてる状況なので、この日は時折雨が降っても構わない覚悟でいたし、むしろそれを歓迎していたほどでしたが、「あいにく」晴れました。海へ出かける時、必ずといっていいほど晴れるんですよ。3年前に千葉の安房鴨川へ出かけた時も、雨のち晴れという天気でした。以来ずっと晴れ。
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「明月院の枯山水庭園」
北鎌倉の駅は人でごった返していましたが、それよりも、ホームの長いのには驚きました。駅前には円覚寺がありますが、やり過ごして道なりをまっすぐ。左へ曲がって木々の生い茂る参道を進むと明月院入り口です。
拝観料300円。中に入ると、道は紫陽花の間に囲まれているようになっていて、多くの人をかき分けながら、奥へと進んでみました。みな紫陽花をバックに記念写真を撮る事に夢中の様子で、枯山水庭園は、それが枯山水だと気付いていないのではないかと思えるくらい、あまり人の目が行かない地味な存在でしたが、照乃芯は、職人の、心落ち着かせるその繊細なアートワークにしばし時を置いていました。
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「時計じかけのバイオレット」
あじさい寺という通称も持つ明月院ですが、よその紫陽花に比べると、色の数はそれほど多彩ではありません。成就院のカラフルな紫陽花とは一線を画す雰囲気です。白と淡い青を中心としたシンプルな配色にとどめている。それが寺全体に落ち着きを与えています。
個人的には、紫陽花だけではなく、写真奥に見える、竹林の静寂とリズムも魅力的です。何しろこういう時期ですから、静かに落ち着いて鑑賞するには程遠くなってしまいますが、紫陽花→枯山水→竹林と、時計回りで鑑賞してゆくと比較的落ち着いて見て回る事ができそうです。
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「明月院のせせらぎとコケの魅力」
明月院左部分を中心に、紫陽花に沿うように流れるせせらぎは涼を与えてくれます。
先程の枯山水庭園といい、コケの美しさを発見したような気がしますね。コケの質感に目を凝らすと、マクロな世界に惹き込まれてゆく感じがします。コケは、よく見ると、とても可愛いんですよ。その様子をコケティッシュっていうんだそうです(大人の軽はずみな嘘ですから)。
ミニチュアワールドが広がってゆく。これは盆栽の魅力に繋がっているんじゃないかという気がします。
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「東慶寺の花菖蒲」
明月院を後にして、踏切を横断し、線路の向かい側へ出て、東慶寺を目指しました。今回はこの二つの寺院。建長寺や円覚寺、浄智寺は秋の紅葉にとっておこうと思います。
さて、参道の階段を登ると東慶寺の山門です。拝観料は100円と、あってないようなものですね。先程の明月院とは異なり、ここは紫陽花よりも花菖蒲。菖蒲といえばショウブ湯。あれは5月にやるものでしたね。
明月院と比べると客の数も大分落ち着きました。せめてこのくらいの人出であってくれ、という願いがありますね。
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「身を浄める」
先へ進むと、柄杓があったので、汗ばんだ手と顔を拭ってゆく事にしました。この日一番困ったのは、汗や暑さではなく、着ていたカットソーが洗濯に失敗していたらしく、袖に匂いがかすかに残っていた事でした。これには正直ヘコみました。北鎌倉に到着してから気付くなんて最悪です。
ま、それはともかく、少し一息つけたのはよかったです。そこで、今日この寺に来たのは、ある名前からである事を思い出しました。この東慶寺とは別名「縁切り寺・駆け込み寺」と呼ばれているからなんです。
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「縁切り寺に駆け込んで」
奥へ進んでも墓地しかなく、かつて学生時代に寺の檀家の掃き掃除のバイトをした事があった照乃芯には、単なる観光目的で、他所のウチの墓をウロウロするのはあまり気が進まなかったので、グルっとひと回りしたところで寺を出ようと思いました。
「縁切りしたいな」などと思って(誰と)、いざ来てみたものの、何となく何もせずに出てきてしまうあたりに本気度の低さを見せていますが。訪れた事に意味があったという事で、ここは一つ。
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「イワタバコで一服。」
花菖蒲の庭園の先には、岩肌にイワタバコがびっしりと咲いています。花、というよりは、コケやシダの一種かと思わせる感じですが、鮮やかな紫色が木陰の岩肌に神秘的な魅力を加えているように見えました。
イワとタバコ・・・という組み合わせ(ネーミング)がイマイチ、ピンと来ませんが、煙草はもう一ヶ月以上前に辞めましたねえ。以前は「浜辺で一服」が最高に旨くて仕方なかったですが、辞めてみると「なくても平気」である事に気付かされます。
そんなわけで、3週連続、3回に渡って掲載してきた「海ではない湘南-紫陽花シリーズ-」ですが、次回からは梅雨の中休みにある浜辺へ戻ってみようと思います。
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